「安定した地盤」は安全な住まいづくりの基本です。

地質豆知識

液状化編(2)

液状化4つのクエスチョン


Q1土砂災害って?



土砂災害は、大雨など者縁や崖で地盤が不安定な状態になり、それらがより低い方へ動いて、人間の生命・財産・社会生活がそこなわれることをいいます。土砂災害には、斜面崩壊、土石流、地すべり、落石、岩盤崩落などがあり、その発生状況と原因はさまざまです。

Q2災害予防の為の調査って?



ます発生しやすい地域を特定するために、広い範囲の地質状況や地形を現地で調べます。
次に土砂災害を防止するために、ボーリング調査、地下水位観測、探査、土質試験などを行い、地層の構成や強度、地下水の深さを調べます。その調査結果にもとづいて対策工事の設計・施工を実施します。また、こうした調査は予防のためだけでなく、災害復旧にあたっても行います。

Q3災害には地下水も関係するの?



土砂災害の引き金となるのは90パーセントが降雨です。とくに長雨が続いた 後に大雨があると大変危険な状態になります。降った雨の一部は地中にしみ込み、それにより地盤は強度が低下したり、重さを増したりして、買おうへ移動しやすくなり、結果として土砂災害の発生を誘います。雨水が地盤内に浸透し、地下水となり、地盤内を移動する様子は、地盤の状況などによって複雑に変化するので、地質調査や「水文調査」(※)で確認する必要があります。

(※)地表水・地下水の存在形態、分布、移動、水の循環について総合的に把握するための調査です。土砂災害に関しては、降雨と地下水の関係、地下水の水位、流れなどに、とくに注意して調査します。

Q4被害が予想できるのに、どうして土砂災害はなくならないの?



被害が予想できるといっても、危険度が高い地域や変化が起こりそうな範囲を推定できる 程度といってもいいでしょう。とく「いつ?」発生するかという予測は、地盤の状況のほかに、気象や地震による影響が大きいので、不可能といえます。また、土砂災害が発生する危険度が高い地域は日本中に非常に多く、土砂災害はなかなかなくなりません。

Q5我が家は大丈夫?



一般的な心がまえとしては、
1)土砂災害に関する注意報・警報に注意すること、そして
2)いつでも緊急避難ができる準備をしておき、どこに避難すればよいかを確認しておくこと、です。
そのために自治体が作成するハザードマップには必ず目を通しておきましょう。

次に土砂災害が発生しやすい場所を例示します。

  • 1)近くで土砂災害が発生したことがある
  • 2)急な斜面(特に高さ5メートル以上の斜面)
  • 3)斜面の上にやわらかい土砂が堆積している
  • 4)谷部など雨水や地下水が集まりやすい
  • 5)露出している岩盤に亀裂が多かったり、もろくなっている
  • 6)斜面から地下水がしばしば湧き出ている
  • 7)斜面に木が植えられていない
  • 8)土砂災害防止対策が行われていない
  • などの場所にはとくに気をつけましょう。

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