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地下水位が高く、砂の割合が多い地盤は、地震で強く揺さぶられると、それまで互いにくっついていた砂の間に水が割り込み、砂が水中に浮かんだ状態になります。いわば、砂と水をシェイクした状態になるのです。このように地盤が泥水のようになって壊れることを「液状化」といいます。

液状化すると、地盤は建物を支える力を失い、重い建物は沈下したり、横倒しになったりします。また、軽い地下埋設物(ガス管や下水道管など)は浮き上がったりします。つまり家やライフラインなど、いろんな施設が被害を受けることになり、命は失われないまでも、家屋などの資産が大きな損害をこうむり、震災後の生活にも大きな支障を来すことになります。

液状化しやすいのは砂地盤、ゆるい地盤、地下水位の高い場所です。一般的にいえば川に近い場所は砂がたまっている場合が多いので、液状化しやすいといえるでしょう。埋立地も同様です。とくに川の場合、下流になると標高が低くなるので相対的に地下水位が高くなり、さらに川上から流れてくる大量の砂が堆積することが多いので、液状化しやすいといえます。また、海に近い場所についても同じことがいえます。

地盤を固めたりすることで、液状化を防止することができます。しかし、こうした対策は公共事業や学校や病院のような大きな建物を建てる場合に行われるのがほとんどで、費用の面からも個人住宅で行われることはまずありません。したがって、個人で家を建てる場合は、液状化しにくい土地を選ぶことが最大の予防策となります。












