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地震のタイプとして海洋性巨大地震(南海トラフ※)と内陸部地震(直下型)分け、地震の被害想定がなされています。
- 1)海洋性巨大地震(南海トラフ)の場合
- 紀伊水道沖では、684年から12回にわたる地震発生が記録されています。政府の地震調査研究推進本部地震調査委員会の長期評価では、今後30年以内の発生確率を40%程度と予測しており、過去のパターンから類推して、関東から九州におよぶ広範囲の被害が予想されます。想定では、神奈川県から宮崎県までの範囲で震度6弱以上の揺れに見舞われ、沿岸部では10メートルを超える津波が押し寄せるとしています。
- 2)内陸部地震の場合(直下型)の場合
- 南部トラフで巨大地震が起こる前に、内陸部で数個の直下型地震が発生すると考えられています。過去の記録から、南部地震と近畿・中部で発生する直下型地震は連動するものとみられています。これらの活断層は、地質時代後半に発生あるいは動いた断層で、今後も活動するものと思われますが、その多くは過去の活動状況がよくわかっていません。今後の調査研究が待たれるところです。

地震が発生する季節や時刻によって、被害の大きさは変わります。午前5時までは覆うの人が眠っているため、建物崩壊による被害が最大になると予想されます。その後、午前7時~9時は朝の通勤ラッシュで交通機関おける被害が拡大するものと予想されます。また午後6~7時では、夕飯の支度の最中ですので、出火率が最大になると予想されています。さらに冬の季節では暖房器具が原因になる火災が増えるものと予想されています。

中央防災会議の専門委員会が決定した東南海・南海地震防災対策推進地域は、とくに静岡県から宮崎県までの東西700キロメートル以上に及ぶ太平洋沿岸で、震度6弱以上の揺れや3メートル以上の津波に見舞われる可能性が高いということで、関西では和歌山県が対象地域になると予想されています。この地域でQ2のような季節・時間帯に地震が起こると最大級の被害が出るものと考えられます。
大規模地震に備えて、日頃から耐震補強、家具の固定、食料・水の備蓄、地域の防災訓練への参加などを心がけたいものです。もしも地震が起こったら・・
- 1)まず落ち着いてください。
- 2)丈夫な机の下などに身を隠してください。
- 3)火を消してください。
※余裕があればガスの元栓を閉め、電気のブレーカーを落としましょう。(※) - 4)家族が無事かどうか確認してください。
- 5)靴を履きましょう。
- 6)津波やがけ崩れの恐れのある地域にお住まいの方は、指定避難所へ、すみやかに避難してください。
- 7)ラジオで正確な情報を把握しましょう。
- 8)ブロック塀やがれきから離れましょう。
- 9)親戚、知人に安否を連絡しましょう。
- 10)家を離れるときはメモを貼りましょう。
- 11)ゆずりあいの心をもちましょう。
(※)気をつけなければならないのは、地震の後に「通電型」と呼ばれる火災が起こることです。これは、電気が復旧したときに落下物などによって破損した電気製品のコードや損傷した配線から出火するものです。避難する前にブレーカーを落としたり、コンセントを抜いたりしておくことが大切です。

今後、次のような場所での地震が想定されています。ただし、現代の科学では日本のどこを、いつ、どのくらいの規模の地震が襲うか予知できません。わかっていることは、兵庫県南部地震クラスの大規模な地震が、私たちが生きている間に襲ってくる可能性が決して低くないということです。












