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地球の内部構造をみると、まるで卵のような構造をしています。卵の殻にあたる一番外側の部分を岩盤「プレート」、白身にあたる部分をマントル、黄身にあたる部分を核と呼びます。高温で粘性のあるマントルは対流していて、その上にあるプレートも移動します。自身はプレートが沈み込むところでプレートどうしの摩擦によって起こります。地震の正体は、岩盤中に蓄えられたひずみエネルギーを解消するために発生した岩盤の破壊現象なのです。

日本列島周辺では4つのプレートが衝突し、海側のプレートは陸側のプレートの下に沈み込んでいます。その境界付近には大きなひずみエネルギーが蓄えられ、巨大地震(プレート境界型地震)で開放されます。東海・南海地震はこのタイプです。日本はまさにそういう境界近くにあるということです。また、陸域でも兵庫県南部地震のような大地震が発生します。プレートの沈み込みにともなって周囲の陸域プレートにも大きな力がかかり、陸域の浅い部分で破壊が起こるからです。これが内陸直下型地震です、地下に同じ方向の力がかかっている限り、同じ断層が繰り返し活動し、地震発生させると考えられています・このように世界でもこれほど多くの地震が起こるところは日本しかありません。

地形・地質などから判断して、ここ200万年間に活動した(地震を起こした)とみなされ、将来も活動すると推定される断層のことをいいます。過去に地震が起きた断層は、放出されなかったエネルギーを蓄積しているため、再び地表に放出されると大きな地震になる可能性があります。日本で発見されている活断層は約2000ありますが、すべての活断層がわかっているわけではありません。

一般的に活断層の周辺は地盤が弱くなっていることから、山崩れなどの災害が起きやすいといえます。私たちの暮らす近畿地方には多くの活断層が確認されていますが、どこに活断層があるかは国や自治体、研究機関により情報が公開されています。各府県及び最寄りの市役所の防災担当部署へ問い合わせれば情報が入手できます。ただし、地震の被害の程度は地盤の状態などによって変わってきます。活断層に近いからといって一概に被害が大きくなるとはいえない(※)のです。
(※)兵庫県南部地震では「震災の帯」と呼ばれる被害集中ゾーンが出現しましたが、この直下の活断層が地表まで影響を及ぼしたかどうかは確認されていません。

活断層の調査はこれから発生する大地震の場所・規模・時期などを予測するうえで重要です。調査方法には「空中写真判読」「ボーリング調査」「物理調査」「トレンチ調査」などがあります。現在、国や地方自治体、大学などの
研究機関が調査を進めており、関西地質調査協会これらの機関の要請を受けて調査協力を行っています。すでに全国98の断層について調査が進められ、現時点で80%程度の調査が完了。調査結果も随時公開される予定です。













